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2007年4月1日

2007年4月 1日 (日)

牛乳は体に良いのか、それとも害なのか

「牛乳は体に良いのか、それとも害なのか」が、一大論争に発展しそうだ。


 130万部を売ったベストセラー「病気にならない生き方」(サンマーク出版)で、「牛乳ほど消化に悪いものはない」「人間が食物とするにはふさわしくない」などと牛乳有害説を唱えている新谷弘実医師に対して、「日本酪農乳業協会」が、公開質問状を提出したのだ。


「病気にならない生き方」の記述のなかから、具体的に8カ所を取り上げ、「105ページで『市販の牛乳は〈錆びた脂〉ともいえる』と述べておられますが、この見解を裏付ける科学的根拠をお教え下さい」などと、新谷医師を問いただしている。しかも、新谷医師の説が間違いであると、ひとつひとつ自分たちのデータを示している。


 言葉は丁寧だが、「今日、健康に関する情報が氾濫する中で、科学的根拠のある情報発信が強く求められるところであり……」と、まるで「あるある大事典」の捏造事件を思い出させるような質問状だ。回答期限は4月末。


「新谷医師の牛乳害悪説が広まってから、牛乳の消費量は落ちています。『牛乳をまったく飲まない』人の割合は、過去19年10%前後で推移してきたのに、06年は13.7%にハネ上がっている。さすがに酪農協会も放置しておけなくなったのでしょう」(事情通)


 新谷医師の事務所は、本紙の取材に「担当者が不在」との回答だった。 実際のところ牛乳は体に良いのか。


「牛乳を分解する酵素ラクターゼは、日本人の場合、生後1歳半で急激に減少します。ただ、酪農国家のスウェーデンなどでは大人になってもラクターゼが減少しない。日本人は牛乳を飲み始めて60年。まだ、牛乳に合う体になっていない面はあるでしょう」(ある医学博士)


 新谷医師の回答が楽しみだ。

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